いのちをおくる
1月16日にみよちゃんを送り、昨日2月25日、お母さんの眠るお寺に納骨を済ませてきた、住職のご家族と想い出話が出来たことは、何よりの供養になったと思う。
みよちゃんを送り、間もないうちに、2月21日朝、Yさん(52歳)をおくった。
Yさんは子どもの頃に心臓の大手術をしていて、胸に大きな十字架を抱いているような傷跡があった。
手術後の心臓が二十歳まで持つか?三十歳まで生きれるか?という時代だった...とのこと。
亡くなる三日前にご家族(叔母さん)と一緒に主治医から「これから先は苦しいことばかりになっていくのは避けられない。1~2年か、もしくは今、いつどうなってもおかしくはない、読めない状況であることは覚悟されるように..」との説明を受け、諸々勘案した上で、入院ではなく今まで通りの生活をと、園に戻ったのであった。
にしても早すぎる・・・と誰しもが思った・・・
ドクターの言葉に救われる・・・「苦しさを増すだけの時間しか待っていない中で、こんな風にあっという間に逝くことが出来たことは、この病気を抱えた人にとってはとても幸いなことだ、Yさんが大好きな、一番安心して過ごせる学園で、みんなの中で逝かれたことは、Yさん自身がこの日をこの場所を選ばれて、逝かれたことだと思いますよ。」と。
Yさんの笑顔と大きな声が頭から離れない。どこまでも愉しい人だった。
叔母さんが言われた「Yがいなくなって、氷川学園はだ~いぶん、静かになるばい。せわらしゅうなくなるばい。」と。本当に静かになる、あの声が聴こえないなんて。
でも、耳を澄ませば聴くことが出来る。きっとみんながそう出来る。
3日前の病院の待合室で交わした言葉「mee先生(と、Yさんは呼ぶ)、ウナギ定食ば一緒に食べに行きましょう。」「Yさんおごってくれると?」「なぁ~ん・・・mee先生がおごってよ。」「ウナギは高かねぇ~うどんぐらいなら奢りきるばってん。」「うどんで良かよ。肉うどんといなり寿司の定食で良かよ。」「そんなら行こかね。」・・・帰り道には「ウナギを食べに行こう。meeのおごりで。」と思っていた。
叶わなかった。叶えなかった。
棺の中に「ウナギどんぶり」を入れた。食べたがっていた梅干しも塩おにぎりもお饅頭も・・・そしてバレンタインにもらった沢山の(人気者だった証)チョコレートでいっぱいになった。これで、しばらくは、お腹が空くことはないだろう。
先月、みよちゃんの棺は、インスタントラーメンでいっぱいだった。
ふたりとも・・・おかしな手土産沢山に旅立った・・・どこまでも愉しい人たちだ。
また、空の上が賑やかになった。
葬儀の帰り、参列した利用者さんたちの会話「Yちゃんが行ったけん、きっと園長先生(初代)が喜ばすばい。おぅ、Yちゃんも来たなぁ・・・って。みよちゃんも待っとらすよね。」
meeが「園長先生に言わなんね。もうこれ以上は、暫くは誰もそっちには行かんよ。て」と言うと、車内が笑い声でいっぱいになった。
泣いたり、笑ったり、相変わらず、忙しい氷川の1週間でした。
いのちをおくる、ことの辛さと、そこに立ち会うことの出来る幸せと有ることを、どうか、若いスタッフにも実感してほしい、乗り越えてほしい・・・と心から願うmeeです。
みよちゃんを送り、間もないうちに、2月21日朝、Yさん(52歳)をおくった。
Yさんは子どもの頃に心臓の大手術をしていて、胸に大きな十字架を抱いているような傷跡があった。
手術後の心臓が二十歳まで持つか?三十歳まで生きれるか?という時代だった...とのこと。
亡くなる三日前にご家族(叔母さん)と一緒に主治医から「これから先は苦しいことばかりになっていくのは避けられない。1~2年か、もしくは今、いつどうなってもおかしくはない、読めない状況であることは覚悟されるように..」との説明を受け、諸々勘案した上で、入院ではなく今まで通りの生活をと、園に戻ったのであった。
にしても早すぎる・・・と誰しもが思った・・・
ドクターの言葉に救われる・・・「苦しさを増すだけの時間しか待っていない中で、こんな風にあっという間に逝くことが出来たことは、この病気を抱えた人にとってはとても幸いなことだ、Yさんが大好きな、一番安心して過ごせる学園で、みんなの中で逝かれたことは、Yさん自身がこの日をこの場所を選ばれて、逝かれたことだと思いますよ。」と。
Yさんの笑顔と大きな声が頭から離れない。どこまでも愉しい人だった。
叔母さんが言われた「Yがいなくなって、氷川学園はだ~いぶん、静かになるばい。せわらしゅうなくなるばい。」と。本当に静かになる、あの声が聴こえないなんて。
でも、耳を澄ませば聴くことが出来る。きっとみんながそう出来る。
3日前の病院の待合室で交わした言葉「mee先生(と、Yさんは呼ぶ)、ウナギ定食ば一緒に食べに行きましょう。」「Yさんおごってくれると?」「なぁ~ん・・・mee先生がおごってよ。」「ウナギは高かねぇ~うどんぐらいなら奢りきるばってん。」「うどんで良かよ。肉うどんといなり寿司の定食で良かよ。」「そんなら行こかね。」・・・帰り道には「ウナギを食べに行こう。meeのおごりで。」と思っていた。
叶わなかった。叶えなかった。
棺の中に「ウナギどんぶり」を入れた。食べたがっていた梅干しも塩おにぎりもお饅頭も・・・そしてバレンタインにもらった沢山の(人気者だった証)チョコレートでいっぱいになった。これで、しばらくは、お腹が空くことはないだろう。
先月、みよちゃんの棺は、インスタントラーメンでいっぱいだった。
ふたりとも・・・おかしな手土産沢山に旅立った・・・どこまでも愉しい人たちだ。
また、空の上が賑やかになった。
葬儀の帰り、参列した利用者さんたちの会話「Yちゃんが行ったけん、きっと園長先生(初代)が喜ばすばい。おぅ、Yちゃんも来たなぁ・・・って。みよちゃんも待っとらすよね。」
meeが「園長先生に言わなんね。もうこれ以上は、暫くは誰もそっちには行かんよ。て」と言うと、車内が笑い声でいっぱいになった。
泣いたり、笑ったり、相変わらず、忙しい氷川の1週間でした。
いのちをおくる、ことの辛さと、そこに立ち会うことの出来る幸せと有ることを、どうか、若いスタッフにも実感してほしい、乗り越えてほしい・・・と心から願うmeeです。
- 日々のできごと
- 2019年2月26日
バースデーケーキ

お誕生者には、毎月恒例の手作りケーキがホールで提供(もちろん切り分けますが・・・^_^;)
氷川利用者さんと法人全職員、2月生まれの仲間は15名!沢山の仲間がひとつ歳を重ねます。
歳を取れるということは良いことです。一年生きていられたということ。
HAPPY BIRTHDAY TO み~なさ~ん!!
楽しいことたくさんの一年でありますように・・・mee(*^_^*)連打でした。決して暇ではありません。
- 日々のできごと
- 2019年2月14日
ハート♡
言うまでもなく、本日2月14日は バレンタインデー・・・
毎年のことながら・・・朝から大変である・・・
もらえる人・もらえない人・・・悲喜交々・・・
もてる人・そうでない人・そこそこの人・・・色々・・・
笑顔満開の人・ダンマリの人・怒り?誰に?何に?あらわの人・・・
致し方ない・・・世の中とはそういうものだ!
なだめるスタッフ・気遣いに苦心するスタッフ・世の厳しさを諭すスタッフ・・・(笑)
み~んな均等に本日の手作りおやつ、ご覧あれ!これで納得できたかは???
名物栄養士監修のもと、腕利き栄養士さんと調理員さんたちの渾身の作:見た目も味も!!GOOD!!
インスタ映え?する出来上がり!!
オサレでしょ!
やっぱり、赤いハートが有ると、
無いと、で、こんなに見栄えが違う!!
何か、人も同じよね、ハートが有ると無しでは・・・
見栄えも味のうち・・・身を綺麗に纏うこと、熱い、温かいハートを持つこと。
見た目と心、両方大事だとmeeは思います(*^_^*)
毎年のことながら・・・朝から大変である・・・
もらえる人・もらえない人・・・悲喜交々・・・
もてる人・そうでない人・そこそこの人・・・色々・・・
笑顔満開の人・ダンマリの人・怒り?誰に?何に?あらわの人・・・
致し方ない・・・世の中とはそういうものだ!
なだめるスタッフ・気遣いに苦心するスタッフ・世の厳しさを諭すスタッフ・・・(笑)
み~んな均等に本日の手作りおやつ、ご覧あれ!これで納得できたかは???
名物栄養士監修のもと、腕利き栄養士さんと調理員さんたちの渾身の作:見た目も味も!!GOOD!!
インスタ映え?する出来上がり!!

やっぱり、赤いハートが有ると、

何か、人も同じよね、ハートが有ると無しでは・・・
見栄えも味のうち・・・身を綺麗に纏うこと、熱い、温かいハートを持つこと。
見た目と心、両方大事だとmeeは思います(*^_^*)
- 日々のできごと
- 2019年2月14日
あゆみ冬の号(第119号)出来ました♪
大変お待たせ致しました!!
あゆみ冬の号(第119号)が出来ました☆
ホームページへはアップしています。
皆様のお手元には、2月中旬から下旬にはお届け致します。
【氷川学園四季便り あゆみ】☜クリック
から閲覧できますので、是非ご覧ください♪
☆お知らせ☆
6面 行事予定
前回のあゆみ第118号(秋号)にて、日程の訂正がございました。
2月12日(☓) 熊本県知的障がい者施設協会 施設職員・家族合同研修会
と掲載していますが、正しくは
2月21日(〇) 熊本県知的障がい者施設協会 施設職員・家族合同研修会
です。この場をお借りし、お詫び申し上げます。
あゆみ冬の号(第119号)が出来ました☆
ホームページへはアップしています。
皆様のお手元には、2月中旬から下旬にはお届け致します。
【氷川学園四季便り あゆみ】☜クリック
から閲覧できますので、是非ご覧ください♪
☆お知らせ☆
6面 行事予定
前回のあゆみ第118号(秋号)にて、日程の訂正がございました。
2月12日(☓) 熊本県知的障がい者施設協会 施設職員・家族合同研修会
と掲載していますが、正しくは
2月21日(〇) 熊本県知的障がい者施設協会 施設職員・家族合同研修会
です。この場をお借りし、お詫び申し上げます。
- お知らせ
- 2019年2月12日
福は内、鬼も内

歳時のことを丁寧に営んでいける生活を守っていきたい。

施設長室に現れてくれた赤鬼さん、ご家族からの連絡帳を持参して。
若い人の力に希望を楽しみを抱いて。
福は内、鬼も内、全て胸の内。
善いことも、そうでないことも、自分の胸の内。
理不尽と思えることも、どう昇華していけるか、胸の内。
meeでした。
- 日々のできごと
- 2019年2月2日
- 2023年4月 (1)
- 2023年3月 (4)
- 2023年1月 (1)
- 2022年12月 (1)
- 2022年11月 (6)
- 2022年9月 (1)
- 2022年7月 (1)
- 2022年5月 (2)
- 2022年4月 (4)
- 2022年3月 (8)
- 2022年2月 (2)
- 2022年1月 (3)
- 2021年12月 (6)
- 2021年11月 (4)
- 2021年10月 (3)
- 2021年9月 (3)
- 2021年8月 (4)
- 2021年7月 (5)
- 2021年6月 (1)
- 2021年5月 (4)
- 2021年4月 (9)
- 2021年3月 (3)
- 2021年2月 (2)
- 2021年1月 (6)
- 2020年12月 (6)
- 2020年11月 (6)
- 2020年10月 (3)
- 2020年9月 (2)
- 2020年8月 (3)
- 2020年7月 (1)
- 2020年6月 (4)
- 2020年5月 (4)
- 2020年4月 (8)
- 2020年3月 (7)
- 2020年2月 (5)
- 2020年1月 (2)
- 2019年12月 (7)
- 2019年11月 (23)
- 2019年10月 (3)
- 2019年9月 (5)
- 2019年8月 (3)
- 2019年7月 (4)
- 2019年6月 (5)
- 2019年5月 (11)
- 2019年4月 (11)
- 2019年3月 (11)
- 2019年2月 (5)
- 2019年1月 (5)
- 2018年12月 (9)
- 2018年11月 (29)
- 2018年10月 (24)
- 2018年9月 (14)
- 2018年8月 (12)
- 2018年7月 (6)
- 2018年6月 (3)
- 2018年5月 (5)
- 2018年4月 (9)
- 2018年3月 (3)
- 2018年2月 (3)
- 2018年1月 (1)
- 2017年12月 (7)
- 2017年11月 (2)
- 2017年10月 (7)
- 2017年9月 (8)
- 2017年8月 (7)
- 2017年7月 (6)
- 2017年6月 (8)
- 2017年5月 (2)
- 2017年4月 (8)
- 2017年3月 (8)
- 2017年2月 (3)
- 2017年1月 (1)
- 2016年11月 (9)
- 2016年10月 (13)
- 2016年9月 (13)
- 2016年8月 (6)
- 2016年7月 (15)
- 2016年6月 (8)
- 2016年5月 (4)
- 2016年4月 (7)
- 2016年3月 (13)
- 2016年2月 (12)
- 2016年1月 (6)
- 2015年12月 (15)
- 2015年11月 (11)
- 2015年10月 (13)
- 2015年9月 (22)
- 2015年8月 (8)
- 2015年7月 (6)
- 2015年6月 (8)
- 2015年5月 (7)
- 2015年4月 (6)
- 2015年3月 (5)
- 2015年2月 (5)
- 2015年1月 (7)
- 2014年12月 (11)
- 2014年11月 (7)
- 2014年10月 (6)
- 2014年9月 (11)
- 2014年8月 (6)
- 2014年7月 (7)
- 2014年6月 (18)
- 2014年5月 (12)
- 2014年4月 (8)
- 2014年3月 (11)
- 2014年2月 (8)
- 2014年1月 (10)
- 2013年12月 (14)
- 2013年11月 (1)