社会福祉法人 清流会について

理事長挨拶

理事長写真

社会福祉法人清流会は、障がいのある子を持つひとりの親の願いから出発しました。
初代施設長・西坂哲が、多くの親が抱く「親亡き後」の吾が子の安住を願い、同じ想いを持つ初代理事長・田口志久磨を始め、地域で多くの方々にご賛同をいただき、この氷川町(旧宮原町)に誕生しました。

昭和56年(1981年)国際障害者年開始と共に開園し、32年の歳月が流れました。法人事業は入所更生施設「氷川学園」30名からスタートし、現在では「氷川学園、施設入所支援50名・生活介護75名」「児童発達支援事業・放課後等デイサービス事業」「相談支援事業」「発達障がい者支援センター」と、多岐に亘る展開をすることが出来ています。これも、ひとえにご利用いただいている障がいのあるご本人とそのご家族の皆さまの存在のお蔭であり、また地域・関係機関の多くの人々のご支援・ご理解あってこそと、心から感謝申し上げる次第です。
法制度変革のさなか、福祉施設に求められる役割は、ますます広く深くなってまいります。時代の求めるもの、地域で求められること、何より当事者の想いをしっかりと見極め、法人・施設としての運営基盤を揺るぎないものとし、すべての職員が、そこに応えていけるだけの資質(倫理観と専門性)を持つための努力を怠らないでいくことを願っております。

初代理事長が残しました「私ども皆兄弟であり、家族であることを信条として、力を合わせて学園を護りましょう」という学園訓に込められた親・家族の障害のあるご本人たちへの想いを、創設の志として忘れることなく歩んでまいりたいと思います。

理事長 田河 昭

施設長挨拶

施設長写真

氷川学園は「親亡き後」の想いを設立の志として開設し、今まさに親亡き後の人々への支援は日常となっています。施設入所に限らず、通所ご利用の方々の中にも、障害のあるご本人が親を看取り、地域での生活を保ちながら、施設に通うということを現実としています。
もちろん、そこには地域での多くの人々の支援があってこそであり、施設だけの職員だけの力で成し得るものではありません。法人事業も、その時々に合わせ必要とされることに一つずつ向き合い、形にしてきた結果が、現在の事業展開に繋がってきたと考えます。いつも、ひとりの人に、ひとつの家族に今必要なことを一緒に考え、どうにかならないか、どうにかしようねとやってきたことを、助けてくれる人たちがいて、箱が出来て、結果そこを利用する人が増えてきた、そんな感じで、今日まで歩いてきました。本当に「お蔭様」です。

いっとき、「地域」か「施設(入所)」かという二極の論議もなされましたが、何処でという箱ではなく(もちろん、物理的な支障を取り除くこと、個を尊重できる環境の整備に務めなければいけないことは重々承知の上で)、誰がご本人の傍らに居るか、が、どんな人の人生にとってもその幸不幸を左右する大きな要因ではないかと思います。豪華クルーズの旅も、誰と行くかで、その愉しさは違います。気の合わない人と行くより一人旅の方がよっぽど良いこともあるでしょう。辛さや悲しさを血の繋がった親兄弟や家族には言えなくても、他人には打ち明けられる、共感できることもあるでしょう。環境の最たるものは人であるということを、支援者として覚知しておくべきでしょう。

私たちが出会う人の背景も、障がいのあり様も多様化しています。
支援をするものとして、今この人が必要としていることを、打ち明けてくれる人でありたいと、思います。いまは、いらないと言われれば、必要な時に呼んでもらったら、すぐに駆けつけます、と言える距離に立っていたいと思います。そんなことを、上手く伝えられない人の想いを汲み取れる感性を持っていたいと思います。その上で、ひとりの人の想いを形(具現化)に出来る知識と技術を持ちたいと思います。
法人理念である「共に在りたいと願い・・・彼のためにではなく、彼と共に在ることを喜びとする」を信条として、彼らと共に在ることを許される自分たちであるための努力をし続けたいと思っています。

施設長 西坂 千賀子

施設概要

学園訓

私ども皆兄弟であり、家族であることを信条として力を合わせて学園を護りましょう

初代理事長 田口 志久磨

法人事業沿革

昭和56年4月 入所更生施設 氷川学園 開園 入所定員30名
昭和59年4月 入所部増員 入所定員50名
平成7年4月 通所部開所 通所定員7名(5名)
平成11年10月 GH「たんぽぽ荘」開所 定員4名
平成17年10月 ディサービス スタート 定員15名(18名)
平成18年10月 ディサービス 廃止→通所部増員 定員25名
平成18年10月 氷川学園相談支援事業 風舎 開所(前 地域療育等支援事業)
平成19年4月 GH「たんぽぽ荘」増員 定員5名
平成22年7月 氷川学園児童デイサービス事業 風楽 開所 定員10名
平成24年4月 障害者支援施設 氷川学園
*施設入所支援(定員50名) *生活介護(定員75名)
氷川学園相談支援事業所 風舎(ふうしゃ)
氷川学園児童デイサービス事業所 風楽(ふぅが)
氷川学園グループホーム・ケアホーム事業所
平成25年10月 熊本県南部発達障がい者支援センターわるつ 開所

社会福祉法人としての理念と基本方針

理念
「共に在りたい」と願い(彼の為にではなく、彼と共に在ることを喜びとする)
基本方針
倫理観に基づいた専門性の確保(共に在るために)
倫理観―人権意識を常に持つこと。(人としての質)
専門性―各部署において必要とされる専門知識・スキルの獲得。(障害の専門家としての質)

支援の基本姿勢

  • 自己決定と選択を尊重し、その権利擁護を実現するとともに、個人の尊厳に配慮した「安心・安全」なサービスを提供する。
  • 個人のストレングスに着目し、よりエンパワメントを高めるものとしての「個別支援計画」の作成・実施により、各々の生活(人生)がより良い方向へ変化するよう努める。
  • 支援者としての質を高める努力を惜しまない。生活全体(人生)を支援するということ、障害に対する専門家であるということ、双方の視点を持つことへの自己点検(評価)を怠らない。(人事考課の実施)
  • 支援はチームで行うという姿勢で、相互の報告・連絡・相談の連携を心がける。連携は、互いの力が均等でなければ成り立たないことを旨に、支援全体のマニュアル化と各々の自己研鑽に努める。