地震当日の状況
- 氷川学園
地震の始まりは16:27 地震でよくある小さな揺れでした。

(↑落下した壁掛け時計)
「またすぐに収まるだろう」そう思った次の瞬間、揺れは次第に大きくなり、そして長く続きました。これまで経験したことのない揺れに、職員も利用者の皆さまも緊張が走りました。
職員は直ちに利用者の皆さんの安全確認を行い、建物内外の状況を確認しながら、全員で駐車場へ避難しました。しかし、真夏の厳しい暑さの中、屋外で過ごし続けることは難しく、利用者の皆さまには数台の車へ分かれて避難していただきました。
食事は車内で取り、トイレは簡易トイレを使用するなど、不自由な環境での生活となりました。それでも利用者の皆さんが少しでも安心して過ごせるよう、日勤の職員も帰宅せず、そのまま施設に残って対応にあたりました。
一方で、車の中で夜を過ごすことは利用者の皆さんの体への負担も大きく、このままでは安心して休むことができないと判断し、職員は停電の続く建物内の安全を一つひとつ確認し、散乱した家具や物品を片付けながら、利用者の皆さまが建物へ戻れる環境を整えました。
急遽ではありましたが、夜間は通常より多くの職員を配置し、利用者の皆さんの見守りを強化しました。管理者と私も留まり一夜を過ごしました。
夜通し何度も続く余震、そして体力を奪う蒸し暑さ。自然災害の厳しさを改めて痛感した一夜でした。
夜が明けるにつれ、各地の被害状況が少しずつ明らかになり、この地震が想像をはるかに超える大災害であったことを知りました。
幸い、氷川学園の建物そのものには大きな損傷はありませんでした。しかし、施設内では棚が倒れ、壁には数多くのクラックが入り、備品も各所で破損するなど、多くの被害が確認されました。